今が旬の栗をたっぷり使ったモンブラン。四万十川流域で栽培されるブランド栗「しまんと地栗」のおいしさを詰め込んでいます。栗の栽培や、四万十町の人気店「おちゃくりcafe」の運営を行う企業「四万十ドラマ」が10月15日に大阪に新店舗をオープンすることになり9日、西森副知事に報告しました。

栗スイーツ専門店「四万十ドラマ」は大阪の「阪神百貨店・梅田本店」地下1階に常設され、ようかんや焼き菓子など13の商品を販売します。看板商品は「プルミエモンブラン」。無糖の生クリームの上にしまんと地栗と砂糖だけを使った栗ペーストを1ミリの細さで絞っていて“とろける食感”が特徴です。

西森 副知事:
「細いですよね(機械は)特注というか…」

畦地 代表:
「機械も特注で注文させていただいて」

西森 副知事:
「おいしいですね、甘くて」

四万十ドラマ・畦地剛司 社長:
「これ1ミリなんですけど最初3ミリからスタートだったんですよ。試作した時には。もっとおいしくするためにどうしたらいいのかというのでたどりついたのが、この細さ」

今回のオープンに合わせて新商品も登場。なめらかな栗餡の中に餅を閉じ込めた和菓子「くりもち」も販売されます。さらに西森副知事がびっ“クリ”したのは-

畦地 代表:
「今年のMAXはこれです。82グラム」

西森 副知事:
「これ、デカイですねめちゃめちゃ」

しまんと地栗の大きさです。一般的な栗が約20グラムなのに対し、しまんと地栗は平均30~40グラムあり、2023年は過去最大となる87グラムの実を収穫しました。

四万十の栗の収穫量は50年ほど前には500トン以上ありましたが、農家の高齢化や担い手不足により、現在は30トンほどに激減。しかし地域の誇りである栗の魅力を広めたいと、阪神百貨店のバイヤーからの出店依頼を受け大阪への進出を決めました。

四万十ドラマ・畦地剛司 社長:
「大きくて甘いというのが一番の特徴です。それもやっぱり四万十川の恩恵を受けてできているところもありますし、四万十で作っている素材を最大限に生かした商品開発をして大阪のお客さまに届けていけたらなと思っています」

栗スイーツ専門店「四万十ドラマ」は10月15日に大阪の阪神百貨店梅田本店地下1階にオープンします。

高知さんさんテレビ
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