非常に強い台風22号が直撃した伊豆諸島南部では9日朝、大雨特別警報が発表され、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっています。
また、暴風雨により車が横転するなどの被害が出ています。
9日午前11時30分現在の東京・八丈島の映像では、雨が降り続いていて、風も勢いは少し弱まりましたが、木や街灯は現在も大きく揺れている様子が確認できます。
倒木などに注意が必要です。
また、白波が風の影響で大きくうねり、岩に打ち付けているのが確認できます。
午前4時半ごろの八丈島の映像では、非常に強い風が雨と共にガラスに激しく打ち付けている様子が確認できます。
八丈町では9日朝にかけ1時間に100mm以上の猛烈な雨を相次いで観測し、記録的短時間大雨情報が発表されました。
午前5時半ごろには線状降水帯も発生し、その後、大雨特別警報が発表されました。
また、風も非常に強まりました。
伊豆諸島北部と南部では暴風・波浪特別警報が発表され、八丈島では9日朝に最大瞬間風速54.7メートルを観測しました。
今後雨のピークは過ぎますが、一日を通じて風の強い状態が続く見込みで、引き続き厳重に警戒してください。