長崎県のJR大村線の全ての駅で9日から交通系ICカードが使えるようになり、川棚駅で記念のセレモニーが行われました。
9日から「SUGOCA」などの交通系ICカードが利用できるようになったのは、大村線の南風崎から大村車両基地の間の7つの駅です。
川棚駅で開かれたセレモニーには、JR九州の古宮社長や大石知事、沿線の市長や町長などが出席し、ICカード対応エリアが長崎から佐世保までつながったことを記念して「テープつなぎ」で祝いました。
川棚町 波戸 勇則 町長
「ICカードの導入につきましては数年来、要望してきた」
「沿線地域の暮らしを一層引き上げる大きな期待でございます」
運賃の支払いだけでなく、交通系ICカードに現金をチャージして店舗での支払いも可能となり、地域の利便性が高まることが期待されます。
JR九州 古宮 洋二 社長
「鉄道だけではなくてコンビニでも自動販売機でも使えるようになっていますので」
「JR九州ご利用のお客さまも非常に便利になると思いますので」
「SUGOCA」は1枚2000円で販売されていて、主要な駅のほか、川棚駅の自動券売機でも購入できます。