今年6月、福岡県北九州市の貴金属店から金のネックレスなど3200万円相当が奪われた事件で、実行役の少年など4人が逮捕されていたことが分かりました。

強盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡県大牟田市に住む無職の少年(16)とみやま市に住む無職の少年(17)の2人です。

警察によりますと、2人は今年6月、北九州市小倉北区竪町の貴金属店に押し入り、刃物のようなものを突きつけて「金を出せ」などと脅し、金のネックレスなど3200万円相当を奪った疑いです。

調べに対し2人は「遊ぶ金欲しさにやった」などと容疑を認めているということです。

少年2人は犯行後、奪ったネックレスが入ったリュックサックを福岡市・天神のトイレに隠していて、その後リュックサックを回収したとして、福岡県糸島市に住む左官工の男(21)が組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されました。

また左官工の男を、指示役である氏名不詳の人物に紹介したとして、福岡市の会社員・高田陸容疑者(26)が職業安定法違反の疑いで逮捕されています。

警察は、SNSを使った「闇バイト」による組織的な犯罪とみて事件の全容解明を進めています。

テレビ西日本
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