来年春に小学校に入学する子供たちが新しい環境に適応できるよう幼稚園や保育園と小学校で連携しようという取り組みです。
宮崎県都農町では10月8日から小学校や保育園への体育遊びのインストラクターの派遣が始まりました。
(インストラクター)
「今から体育遊びをします。お願いします」
(子どもたち)
「お願いします」
インストラクターとして派遣されたのは総合型スポーツクラブを運営する都農enjoyスポーツクラブの河野仁志さんです。
河野さんは体育遊びインストラクターとして年長の子供6人に10種目の動きを指導しました。
(江川琴実記者)
「こちらでは子どもたちが体いっぱい使って楽しそうに遊んでいます」
子供たちはマットの上で転がったり室内を走ったりして体を動かしました。
(年長の園児)
「コーンおにごっこが楽しかったです」
河野さんは小学校にも派遣され、子供たちは保育園でも小学校でも同じ指導者に教えてもらいます。
(体育遊びインストラクター 河野仁志さん)
「小学校に行ってもいろいろなスポーツをすると思うんですけど、それに共通できるような動きを取り入れて(体育遊びを)やりました」
こうした取り組みは来年春、小学校に入学した後の環境の変化に適応できるように、と文部科学省が推奨しています。
(都農町教育委員会教育課 森崎陽介指導主事)
「(幼保小で)同じ運動を取り入れていくことで(子どもが)小学校に上がっても同じことするんだ、ワクワクするな、楽しみだなということに繋がればいいなと思います」
都農町では英語でも同じ取り組みを行っています。
体育遊びインストラクターの派遣は10月11月、都農町の保育園、幼稚園、小学校で行われます。