非常に強い勢力で接近する見込みの台風22号について、林官房長官は8日、「少しでも危険を感じれば、躊躇(ちゅうちょ)せず、早め早めに自らの命を守る行動を取ってもらいたい」と呼びかけた。
非常に強い台風22号は日本の南にあって、9日にかけて伊豆諸島に接近する見込み。
林長官は8日午前の記者会見で、伊豆諸島の住人や滞在者に対し、「風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、高波や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水氾濫にも厳重に警戒してほしい。屋内であっても、窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒してもらいたい」と述べた。
そして、「少しでも危険を感じれば、躊躇せず、早め早めに自らの命を守る行動を取って頂くように」と呼びかけた。
これに先立ち政府は、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集を進めている。