岩手県北上市の山林に10月７日、キノコ採りに出かけた73歳の男性が行方不明となり、現場付近で8日朝、遺体のようなものが見つかりました。
警察は男性がクマに襲われた可能性も含め調べています。
行方不明となっているのは、金ケ崎町六原の無職・照井千代美さん（73）です。
警察などによりますと、照井さんは7日午前9時ごろ、家族にキノコ採りに行くと告げて出かけていましたが、その後、連絡が取れなくなり、夕方になって家族が行方を捜したところ、北上市和賀町の入畑ダム付近の山林で、照井さんの軽自動車が見つかりました。
7日夜、通報を受けた警察が8日午前7時ごろから捜索を始めたところ、軽自動車があった場所の近くで、損傷した遺体のようなものが見つかったということです。
警察によりますと、現場付近ではクマの鳴き声が聞こえたということで、警察は、照井さんがクマに襲われた可能性も含めて、調べています。
