自民党の高市総裁は、東京・九段北の靖国神社で来週金曜日から行われる例大祭の期間中の参拝を、見送る方向で調整に入った。
高市氏は、これまで終戦の日や春と秋の例大祭には、閣僚の在任中も含めて靖国神社を参拝している。
一方、今回の総裁選挙では、総理大臣に就任した場合の参拝について「適時適切に判断する」と述べていた。
靖国神社では来週の17日から3日間、秋季例大祭が行われるが、関係者によると、高市氏は期間中の参拝を見送る方向で調整に入った。
きのう、高市氏と会談した公明党の斉藤代表は、靖国参拝を巡る懸念を伝えていて、会談後、記者団に高市氏から「詳細な説明があり、認識を共有できた」と述べていた。