警視庁公安部は特定の組織に属さず単独でテロを実行する「ローンオフェンダー」への対策を強化するため、全国の警察から派遣された捜査員に向けた研修を始めました。
警視庁で「ローンオフェンダー」対策を担う公安三課に派遣された「一期生」は6道県警で公安捜査に携わってきた30代~40代の警部補や巡査部長の6人です。
研修は1年間の予定で、テロの前兆と疑われる情報の収集や分析、事件の初動捜査など、実務を通して学ぶということです。
7日行われた開始式で若田英公安部長は「今後のローンオフェンダー対策を牽引する存在となることを期待する」と訓示しました。