金融市場では“高市トレード”が続き、日経平均株価は連日の最高値更新となっています。
7日の日経平均株価は、上げ幅が一時500円を超え、6日に引き続き終値での最高値を更新しました。
自民党の高市総裁の積極的な財政政策を期待した買いが続き、アメリカ市場でハイテク関連の株価が上昇した流れも相場を支えています。
一方、円相場は「日銀が利上げをしにくくなった」との見方が広がる中、約半年ぶりに一時1ドル=151円台まで円安が進みました。
市場関係者からは、「株価が上昇基調を保てるかは高市氏の政権運営次第」「きょうも利益確定売りが出て上げ幅が抑えられた。あす以降、一進一退となるのでは」と、慎重な見方も出ています。