6日は中秋の名月でした。
五島市のある地区には、この日に合わせて行われるハロウィーンのような風習があります。
子供たちが地区の家々や店を回り、お月さまにお供えしているお菓子や芋をおすそ分けしてもらいます。
中秋の名月にあわせて、古くから五島市富江町のみで行われている行事「芋はまんだかな」です。
何軒も訪ね歩くと、バッグはお菓子でいっぱいです。
子供は
「50軒ぐらい(まわった)」
子供は
「きょう5個ぐらい、おいしく食べたい」
こちらのお宅ではススキと蒸かした芋も準備して、縁側で子供たちを迎えます。
田中 陽子さん
「子供さんは大歓迎ですよ」「1年間会ってない子供たちも来るので、それに対してうれしい」
地区の人たちは日が暮れたあとは、美しい月を愛でて秋の夜長を楽しんだようです。