10月7日開かれたのは女子児童にわいせつな行為をした元小学校教師の男の初公判。

中川果歩 記者:
「被告人はスーツ・マスク姿で入廷。起訴内容について間違いありませんとはっきり答え認めました。裁判で明らかになったのは被告の犯行に至るまでの準備と悪質性です」

不同意わいせつなどの罪に問われているのは土佐市の小学校に勤務していた島崎光優被告24歳です。島崎被告は2025年6月、小学校の教室で女子児童のパンツを引っ張って中をペン型カメラで撮影したほか水泳授業の更衣室にカメラを設置し着替えを盗撮した罪に問われています。

犯行動機について検察は「児童の裸を撮影し性的欲求を満たしたいと考えた」と指摘。着替えの盗撮では部屋にカメラを設置し着替える時間帯に合わせて録画するよう設定した。隠しカメラは学習室の棚や麦わら帽子の中から見つかったことを明かしました。さらに、被害児童の保護者の感情を読み上げました。

代読:
「娘は幼く抵抗ができない幼さにつけこみ教師という立場を悪用し腹が立つ」

島崎被告は2025年7月懲戒免職となり今は大阪で介護のアルバイトをしています。裁判の後、取材に対し「どうしてそんなことをしてしまったのか後悔しない日はない。自分の勝手な行動で多くの人に迷惑をかけ謝罪の気持ちでいっぱいです」と話しました。

高知さんさんテレビ
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