Jリーグは秋田豊前監督のパワハラ問題を巡り高知ユナイテッドSCに100万円の罰金とけん責の懲罰を決定したと発表しました。
選手やスタッフに対しパワーハラスメントを行ったと認定された高知ユナイテッドの秋田豊前監督は9月23日に退任しました。Jリーグはクラブの管理監督義務違反を認め、Jリーグの社会的信用を毀損したとし、懲罰を科すことを決定しました。懲罰は罰金100万円、始末書などのけん責です。
また秋田前監督に対してはJリーグ関係者ではなくなったため懲罰権は及ばないとしつつ「けん責」相当に当たることから、本人に通知したとしています。ユナイテッドは「サポーターや関係者に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
さらにユナイテッドはスタッフから山本志穂美社長によるハラスメント行為があったとの内部通報を受け、調査を進めています。県は一連の不祥事を受けクラブへの「ふるさと納税型クラウドファンディング」で集まった寄付金2062万円について今後、寄付者に返金の意思確認する方針を示しています。