国内最大級の渡り鳥の飛来地と知られる伊豆沼周辺で、10月7日朝、今シーズン初めてハクチョウが確認されました。

7日午前7時ごろ、栗原市若柳を流れる迫川で県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員がコハクチョウ8羽が羽を休めているのを確認しました。中には生後3カ月ほどと見られる幼ないハクチョウの姿も。

財団によりますと、今シーズン県内でハクチョウの飛来が確認されたのは、7日が初めてです。初飛来は例年より2日早く、去年より4日早いということです。

宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「今年もまた冬が始まるんですけど、この伊豆沼周辺にはたくさんの農地やえさ場があるので、そこでたくさん栄養をつけて、また北に帰ってほしいと思っています」

伊豆沼周辺のハクチョウの飛来のピークは例年1月で、コハクチョウとオオハクチョウあわせて、3000羽が越冬するということです。

仙台放送
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