村田彬 記者:
午前8時半です。運輸安全委員会の調査官が沼津港に到着しました。これから事故に関する調査が始まります

10月5日、沼津港で遊覧船「ちどり」が岸壁に衝突し乗員15人がケガを負った事故では、6日、新たに4人がケガをしていたことが判明しました。

運輸安全委員会による調査はエンジンやクラッチなどの機械的な要因と操船ミスなどの人的要因の両面から行われ、調査官が船内の状況や船首の内部などを確認していきました。

また、船長は「クラッチに違和感があった」と話していたことから、7日は乗船していた船長や機関長など、関係者への聞き取りも行われたということです。

国土交通省運輸安全委員会事務局・松崎範行 統括船舶事故調査官:
乗員等関係者の話を聞いて、船内の関係するものを確認をして情報収集に努めた。何かが分かったという段階ではない。持ち帰って精査をして今後、原因究明にあたりたい

運輸安全委員会は約1年を目安に報告書を取りまとめる方針です。

なぜ事故は起きたのか?全容解明が待たれます。

テレビ静岡
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