連日の人身被害となってしまいました。7日朝、秋田県五城目町の住宅の敷地で20代の男性が突然現れたクマ1頭に襲われ、肘や尻にけがをしました。周辺ではその後も親子とみられるクマが目撃されています。
伊藤晴子記者：
「男性がクマに襲われた現場近くに来ています。20分ほど前には、子グマが田んぼから集落に走っていく姿が目撃されています」
7日午前8時5分ごろ、五城目町大川谷地中で、20代の男性が外出するため自宅の敷地内に駐車している車に乗り込もうとしたところ、突然現れた体長約1メートルのクマ1頭に右肘を引っかかれたほか、尻をかまれました。
近くに住む人：
「きのう、クマを同じ場所で見たという人がいた。この辺では何年もクマを見なかった。車が走る場所や人が多い所を選んで歩くしかない」
クマは男性を襲った後、現場から去っていますが、周辺には親子とみられるクマ2頭がいて、警察や猟友会が警戒を続けています。
2025年は県内で25人がクマに襲われ、1人が死亡、24人がけがをしています。
