秋田市で開かれている展覧会では、世界の有名画家が使用したパレットを作品と一緒に楽しむことができます。
秋田県立美術館で開かれている「巨匠たちのパレット展」では、国の内外の有名画家27人が実際に使ったパレットと作品を鑑賞することができます。
それぞれの色彩感覚や絵の具の出し方から見える個性豊かなパレットの中には、画家を象徴するモチーフが描かれたものも多くあります。
秋田県出身の洋画家である藤井勉のパレットには、彼の作品に多く登場する愛娘の姿が描かれています。
7日は平日にもかかわらず、県の内外から多くの人が訪れ鑑賞を楽しんでいました。
沖縄から訪れた男性は「クルーズで来て、美術館が近くにあったので見に来た。素晴らしい作品が見られて良かった」と話しました。
また、新潟から訪れた女性は「それぞれの作家がパレットの上に絵を描いている。個性的で良い。とても良かった」と話していました。
「巨匠たちのパレット展」は11月9日まで開かれています。