高市総裁は7日、自民党の新しい執行部の体制を発足させ、7日午後、連立の離脱も辞さない構えを見せている公明党と会談を行いました。
自民党本部から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
高市総裁と新しい執行部は午後3時から、国会内で公明党の執行部にあいさつを行いました。
公明党は高市総裁の保守的な政治姿勢に「連立離脱も辞さない」と強気の姿勢を見せていて、斉藤代表は終始硬い表情でカメラ撮影に応じました。
会談は予定の1時間を40分以上超えて行われ、自民党内では「さすがに連立離脱はないだろう」という楽観論がある一方、ある関係者は「相当まずい事態だ」と話しています。
これに先立ち高市総裁は7日朝、鈴木俊一幹事長や有村治子総務会長、小林鷹之政調会長ら新執行部を発足させました。
野党との連立模索の前に、与党・公明党との関係を立て直せるか、課題山積の船出となっています。