煎茶の祖といわれる売茶翁と江戸時代の画家、伊藤若冲との関係性を紹介する特別展が、7日から佐賀市の県立美術館で開かれています。

この展示会は、佐賀で生まれ煎茶を世に広めたとされる売茶翁と、数々の動植物画を描いた江戸時代の画家、伊藤若冲との交流を紹介するものです。
会場には2人の関係性を示す掛け軸や書など、約130点が展示され、売茶翁が若冲の制作意欲を高めたことなどをうかがい知ることができます。

【来場者】
「売茶翁はお茶を広めた人ということしか知らなかったので、詳しく知りたかったのできょうは初日に来ました。こういう風にお茶を広められたんだなとかどんな風に暮らしてあったということがすごく分かったので、期間中にまだあと2回、3回来たいと思っています」

この展示会は11月24日まで、佐賀市の県立美術館で開かれていて、期間中は、水墨画のパフォーマンスや専門家による講演会などが予定されています。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。