トヨタ自動車の源流企業・豊田自動織機の買収計画をめぐり、トヨタグループはTOBの開始時期が当初の予定から遅れて、2026年2月以降になる見通しを明らかにしました。

 豊田自動織機をめぐっては2025年6月、グループのトヨタ不動産などが出資して新たに設立する持ち株会社が、TOB=株式公開買付を実施する計画が明らかにされています。

 TOBの開始時期は当初12月上旬を予定していましたが、トヨタグループは10月6日、TOBに向けた競争法に関する手続きが完了していないとして、開始時期を延期して2026年2月以降になる見通しを明らかにしました。

 買収計画をめぐっては、買付総額がおよそ3兆7000億円にのぼるとしていて、株式の非公開化で豊田自動織機の経営の自由度を上げる狙いです。

東海テレビ
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