中学生が地域の大人たちと次々に席を変わりながら会話を楽しむ「トークフォークダンス」という催しが、10月6日に岩手県盛岡市で開かれました。

西島芽アナウンサー
「皆さん大きな輪を作って、フォークダンスのように相手を入れ替えながらトークしています。緊張感も伝わりますが、すごく和やかな雰囲気です」

盛岡市の見前南中学校で行われた「トークフォークダンス」は、普段話す機会がない者同士が、突然会話を交わす催しです。

これは、見前南中学校が生徒に地域とのつながりを深めてほしいと企画したもので、今回が初めての開催です。

6日は3年生の生徒と学区内などから訪れた大人たちが、「自分を大切にするとは?」「優しいとはどういうこと?」といった様々なテーマで会話を楽しみました。

『苦手なことは?』というお題で『整理整頓』と答えた生徒は、「相手も共感してくれた。大人になっても、気を付けないといけないところがあるのだと感じた」と話していました。

トークの時間は1人1分間という短い時間ですが、最後にはハイタッチし、しっかりと距離を縮めていました。

参加者からは「働くことってどういうことですかと言われたとき、好きなことかお金をもらうために仕事をするのか、迷っている生徒がいた。参考になればと思いながら話した」と話していました。

会話する声に包まれた会場は、和やかな笑顔で溢れていました。

(岩手めんこいテレビ)

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