ロッテは20日、石垣島春季キャンプで“平成唯一の三冠王”元ソフトバンクの松中信彦氏(47)が臨時コーチに就任することを発表した。

松中氏は、1996年ドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団。ホークス一筋でプレーし、2004年に“平成唯一”となる三冠王に輝いた。2016年に現役を引退し、昨年は独立リーグ・香川オリーブガイナーズのGM兼総監督として尽力した。

井口資仁監督(46)からの要請に応えたもので、井口監督とは福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)の同期入団。96年秋のドラフト会議で井口監督が1位指名、松中氏は2位指名だった。2004年まで8年間一緒にプレーし、井口監督が出塁し、松中氏がかえすのが得点パターンで、“ダイハード打線”とも呼ばれた。

松中氏は球団を通じて「井口監督より直接お話をいただいて、このような機会をいただけたことに感謝をしています。私自身、NPBに育てていただいたという想いがあるので、少しでも恩返しになればと思っています。マリーンズは若い有望な選手が多いというイメージです。これからのマリーンズを背負っていく野手が特に多いという印象を受けています。今まで自分がやってきた色々な練習方法や技術を若い選手に伝えたいと思っています」とコメントしている。

昨季2位に躍動するも、王者ソフトバンクとは14ゲーム差。チーム打率は12球団最下位の.235とキャンプ中の課題は明らか。松中氏と同じ左打者の若き4番・安田尚憲(21)ら将来の中軸候補の指導・育成に期待がかかる。