東京・江東区の無人古着販売店で9月、窃盗犯が店のオーナーに捕まる瞬間がカメラに捉えられた。捕まった男は系列店含め窃盗を繰り返しており、盗んだ商品は転売していたという。

無人店狙い約8万円以上を窃盗か

東京・江東区の無人古着販売店「LUCKY’S」に現れた1人の男。

商品をリュックに入れ込む窃盗犯
商品をリュックに入れ込む窃盗犯
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男はTシャツ5枚をひとつかみにすると、レジを通さず、外へ出ようとしていた。万引きの瞬間だ。

この店は、2024年7月にも男にTシャツ1枚を盗まれる窃盗の被害にあっていた。それから約1年後の9月26日、男がTシャツ3枚を手に店から逃走していた。その2日後にはTシャツ4枚、さらに翌日には系列店で4枚を盗み、この時点でTシャツ12枚、あわせて8万円以上の被害が出ていた。

同一犯とみられる男の犯行(視聴者撮影)
同一犯とみられる男の犯行(視聴者撮影)

一連の犯行が同じ男によるものとみて、店側が警戒していたところ、9月30日に男が店に現れた。

男は日を追うごとに盗む量を増やし、今度はTシャツを5枚盗もうとしていた。

この行動を予想していたのが、奥の部屋に潜んでいた店のオーナーだった。