北海道恵庭市の会社敷地にある犬小屋近くで10月4日午後、クマの足跡が見つかり、警察が注意を呼びかけています。

 クマの足跡が発見されたのは、恵庭市柏木町付近にある会社の敷地内です。

 4日午後3時40分ごろ、恵庭市内で会社を経営する50代の女性が、会社敷地内で飼っているイヌに餌をあげるために飼育小屋に向かうと、周囲にクマの足跡があるのを見つけました。

 女性から通報を受けた警察とハンターが現場に駆けつたところ、足跡は10個ほどあり、近くの山林まで続いていました。

 警察によりますと、足跡の幅は約15センチだったことから、出没したクマは体長1.5メートル、体重150~200キロほどの成獣とみられています。

 警察はパトロールを増やして警戒を強めるとともに、周辺にはキャンプ場もあるため、利用客などに注意を呼びかけています。

北海道文化放送
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