自民党の新しい総裁に前経済安全保障担当大臣の高市 早苗さんが選ばれました。
一方で熊本県内の党員票は官房長官の林 芳正さんがトップでした。
4日、投開票が行われた自民党の総裁選は1回目の投票では決まらず決選投票となり、開票の結果、高市 早苗さんが新しい総裁に選ばれました。
県内の党員票は林 芳正さん、高市 早苗さんなどの順となっていて、決選投票で県連に割り振られた1票は林さんに次いで党員票が多かった、高市さんに投じられました。
この結果を受けて自民党県連は会見を開きました。
【自民党県連 前川 收 会長】
「全国の中で党員票を一番取られた。党員の民意を反映した結果が今回の総裁選の結果になったと受け止めている」
前川会長は自民党初の女性総裁誕生に、「多様な時代の様々なニーズに女性の視点が
プラスをもたらすだろう」と期待を寄せました。
そのうえで「国と半導体産業集積による社会課題の解決や、8月に起きた豪雨からの
復旧復興に取り組みたい」と述べました。