スペイン中部の町で撮影されたのは、止めてあった車を襲った突然の悲劇だ。

大きなツノを持ち、怒り狂う闘牛が止まっていた黒い車に向かって突進してきたのだ。

勢いは、街路樹をなぎ倒すほどだった。車を盾に隠れていた人も慌てて逃げ出していく。

様子を見ていた人も「あらあらあらあら!ドアに突っ込んでる!」と驚きの声をあげる。
一方、闘牛は車を壁際まで押しやっても、“闘う”ことをやめない。

ツノでぐいぐい押され、後輪は浮き上がりパーツがはじけ飛んでいた。

闘牛の襲撃を受けた車は、側面や後部が大きくへこみ、傷だらけの状態だ。
闘牛が機嫌損ね…その場にあった車が矛先に
なぜ、町中で闘牛が暴れていたのか?
実はこの日、スペインの伝統行事「闘牛レース」が行われていて、コースを外れた闘牛が機嫌を損ね、会場近くに止めてあった車に突進し始めたという。

ボロボロになった車の持ち主は地元メディアに対し次のように話したという。

車の持ち主:
私はこの地域に住んでおらず、車が使えない状態になっているのを見て、人生最大のショックを受けました。

持ち主は、祭りが行われていることも全く知らなかったという。
(「イット!」 9月26日放送より)
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