沖縄県の浦添市美術館で開催されている「ヨシダナギ写真展」の来場者が3日、1万人を達成しました。
世界を旅するフォトグラファーヨシダナギさんの写真展。
アフリカやオセアニアなど32の少数民族を撮影した127点の写真が展示され、独自の文化を現代まで守り続けている人々の力強さが感じられます。
個性的な少数民族のなかでもひときわ目を引くのが、南太平洋に浮かぶ島国、パプアニューギニアのアサロ渓谷に住む部族、通称「マッドマン」。
特殊な土で作られた、重さおよそ7キロの大きなお面を被っているのが特徴です。
女性2人組:
私はムリだなと思った。被れない。ほかの部族の人たちも、なんでこんな格好なんだろう?と思いながら見ていました。世界中にこんなに色んな民族がいるんだなと思って、見れて良かったし、すごくみんなポージングが上手だなと
1万人目の来場者となったのは、沖縄市の大盛海斗さんで、記念品として限定グッズなどが贈られました。
大盛海斗さん:
まさか(自分が)と思いました。写真のきれいさ、表現の仕方とか、背景選びがとても良いなと思いました
世界の多様な民族を捉えた「ヨシダナギ写真展」は、浦添市美術館で10月22日まで開かれています。