名古屋・栄の錦三で、16歳の少女を夜中に客引きとして違法に働かせたとして、男5人が逮捕・送検されました。
逮捕・送検されたのは、いずれも住居不詳・無職の嘉瀬京平容疑者(27)と、野田真輝志容疑者(25)ら男5人です。
警察によりますと、5人は今年7月、午前5時15分までのおよそ9時間にわたり、中区錦三丁目の路上で、18歳未満と知りながら16歳の少女に客引きをさせた疑いが持たれています。
少女は秘匿性の高いメッセージアプリの「シグナル」を使って、野田容疑者らと連絡を取り合い、声を掛けた客を引き渡していたとみられています。
少女は「仕事を紹介できる」とインスタグラムに投稿していた友人から、今年2月頃に野田容疑者を紹介されたということです。
野田容疑者は先月10日、深夜から未明にかけて錦三丁目で、当時16歳の少年に客引きをさせた疑いで逮捕されていて、その後の捜査で嘉瀬容疑者の関与が浮上しました。
警察は5人の認否を明らかにしていませんが、キャバクラで働く前の「修行」と称して、18歳未満の少女らに客引きをさせていたとみて、余罪を調べています。