自民党は、解散した旧派閥と政治資金の不記載があった議員から党本部に寄せられた6億5000万円を、能登半島地震の災害義援金に寄付したと明らかにしました。
自民党・森山幹事長:
被災者の方々も非常にまだ厳しい状況にあられますので、少しばかりのお役に立てばということで、能登半島地震にということにいたしました。
10月1日付で、日本赤十字社の「能登半島地震災害義援金」に託された6億5000万円は、解散した複数の旧派閥と政治資金収支報告書への不記載があった複数の国会議員から党本部に寄付された資金が原資となっています。
森山幹事長は、「私の幹事長としての任期中にいったん区切りをつける」と述べていて、いわゆる「裏金問題」への厳しい世論を踏まえた対応とみられます。