2日から長崎市でIPPNW世界大会が開かれているのにあわせ、白衣姿の医師たちが街頭活動で、金融機関は核兵器をつくる企業に融資をしないよう求めました。

街頭活動をしたのは、反核医師の会です。

2日は、JR長崎駅前で医師など14人が白衣を着てチラシを配りました。

Don’t Bank On the Bomb,(ドント・バンク・オン・ザ・ボム)=「核兵器にお金を貸さないで」は、金融機関が核兵器をつくる企業に投資や融資をしないよう呼びかける国際的なキャンペーンです。

反核医師の会 松井和夫さん 
「核兵器が使われた場合には医療では治せないということなんです。だから医者としてできることは予防すること。だから、核兵器廃絶しかない」

反核医師の会によりますと、世界で260の金融機関が核兵器の製造企業に117兆5千億円を投資や融資しています。

一方で、投資・融資をやめた金融機関は世界で78社出ていて、反核医師の会は核兵器に投資しない預金先を選ぶことなども、核兵器廃絶につながるとPRしていました。

テレビ長崎
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