神奈川県警・大和署で10月2日、盗品を中古品店に売却した疑いで30代の男が逮捕された。
警察によると、横浜市内の住宅から別の男が盗んだ品を預かり、約195万円分を売却したとされる。2人はSNS上で「担保転売グル」というグループを作り、盗品の売却依頼をやり取りしていた。男は、容疑を一部否認しているという。

カメラなど約195万円相当の盗品で荒稼ぎか

神奈川県警・大和署で2日朝に撮影されたのは、鋭い目つきでこちらにジロリと目をやり、車に乗り込む男の姿だ。

男は、盗んだものと知りながら、カメラなど7点を約195万円で都内の中古品買い取り店に売却した疑いで逮捕された倉原和政容疑者 (31)だ。

警察官に連行される倉原和政容疑者
警察官に連行される倉原和政容疑者
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倉原容疑者が売りさばいたカメラなどは、自ら盗んだものではなく、窃盗などの疑いで逮捕されている「別の男」が、横浜市内の住宅から盗んだものだった。

この「別の男」も、これまで自ら盗んだ品を売りさばいていたが、店に持ち込んだものが盗品だと見抜かれると、倉原容疑者に売却を依頼するようになったという。

SNSグループを作り転売を計画か

2人は「担保転売グル」という名のSNSのグループチャットで、盗品の売却依頼のやりとりをしていたというが、それまでに面識はなかったという。

盗品を売りさばいていたとみられる倉原容疑者
盗品を売りさばいていたとみられる倉原容疑者

倉原容疑者は男から依頼され、これまでに867万8000円分の盗んだ品を売りさばいたとみられている。

警察の調べに対し、倉原容疑者は「カメラなどを売ったことは間違いないが、盗品とは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。
(「イット!」 10月2日放送より)

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