4日に投開票の自民党の総裁選挙は、最後の演説会が開かれました。
大阪市で開かれた演説会には、小林氏・茂木氏・高市氏が出席しました。
小林鷹之元経済安保相:
技術と経済があれば、必ず防衛力は高まる。経済力と防衛力があれば、それを裏付けに国際社会の中での発言力が高まる。
茂木敏充前幹事長:
地域が持っている潜在力を最大限発揮できる地域社会・日本をつくっていきたい。
高市早苗前経済安保相:
なんといっても、いま経済成長が必要です。いまやらなければ間に合わない、いま手を付けたら間に合う。日本にはそれだけの可能性があります。
公務でフィリピンを訪問していた小泉氏らはビデオメッセージで訴えました。
小泉進次郎農水相:
伝統や慣習などを守りながら、時代の変化に合わせて国民の皆さんの変わりゆく願いや思いを敏感に感じ取っていく。
林芳正官房長官:
(閣僚時代の)実績も全て使い、この国の舵取りを誤りなきようしっかりつとめていきたい。
2日夜、林氏はFNNのインタビューに応じました。
林芳正官房長官:
もし私が総裁になったら、なるべく早く、色々な党の党首と党首会談をやっていく。
また、閣僚などの人事を巡り、他の候補者や首相経験者らの起用に含みを持たせました。
こうした中、総裁選後も見据えた動きをFNNが捉えました。
自民党の菅副総裁に近い佐藤元総務相、御法川元国対委員長代理らと日本維新の会の遠藤国対委員長が会談し、関係者によりますと、連立交渉の前に政策協議を優先する方向性を念頭に意見を交わしたということです。