大麻所持などの疑いで今年9月に逮捕された長野県岡谷市の会社員の男(23)が、10月2日、女子高校生など10代の若者2人に乾燥大麻を譲り渡した疑いでも追送検されました。
シートの上に広げられた大量の袋。中に入っているのは、乾燥大麻と大麻リキッドです。
長野県警が9月、営利目的で大麻を所持した疑いなどで逮捕した岡谷市の会社員の男(23)の自宅から押収したものです。
県警は10月2日、大麻を譲渡した疑いでも男を追送検しました。
今年5月下旬、岡谷市内の駐車場で、長野市の女子高校生(16)と無職の男(当時18)の2人に乾燥大麻約1グラムを5000円で譲渡した疑いです。
警察によりますと、女子高校生と無職の男は友人同士で、女子高校生がSNSを通じて男と知り合い、販売を依頼したとみられています。
女子高校生は所持の疑いで、無職の男は使用の疑いで、それぞれ6月に逮捕されています。
警察によりますと、男(23)は容疑を認めているということです。警察は男が大麻の密売人だったとみて、余罪についても調べています。