赤い羽根共同募金の運動が10月1日に全国一斉に始まり、岩手県遠野市で運動開始に合わせてセレモニーが開かれました。
遠野市の商業施設では地元の社会福祉協議会の職員などが参加して募金運動開始のセレモニーが開かれました。
セレモニーの後、社会福祉協議会の職員らは、買い物客に募金を呼びかけ赤い羽根を手渡していました。
この共同募金の運動では2024年度、県内で3億4800万円あまりが集まりましたが、2025年2月、宮古市で会計を担当していた社会福祉協議会の職員が255万円余りを着服していたことが発覚していて、県共同募金会では二度と不正が起きないように取り組むとしています。
県共同募金会 千葉茂樹会長
「これからは信頼を回復し募金活動にご協力いただけるよう全力を尽くしたい」
募金運動は2026年3月末まで続き、寄せられた善意は社会福祉や災害支援に役立てられます。