日南市飫肥では、布で作った四季の花々の作品展が開かれています。
今年で30回目となる布花展には、サテン織やビロードなどおよそ10種類の布を使って作られた色とりどりの作品およそ50種類300点が展示即売されています。
展示会を開いているのは、日南市飫肥の布花作家・高草京子さん76歳です。
布花は布を型紙を使ってカットし、調合した染料で染め上げ、ワイヤーを入れた後にコテを使って花びらや葉に表情をつけて作られます。
会場には秋らしい実の付いた野ブドウ、カラスウリといった作品のほか、ヒガンバナやヒマワリなどがまるでお花畑のように飾られています。
(「山帰来」布花作家・高草京子さん)
「四季折々の花をいろんな布を使って表現していますのでどうぞ見に来てください」
布花展は日南市飫肥のギャラリーこだま「蔵」で10月26日まで開かれています。