三重県のJA鈴鹿の職員が、9400万円を着服していたことがわかりました。
JA鈴鹿によりますと、支店の営業担当だった30代の男性職員は、2025年8月までのおよそ3年間にわたり、顧客が解約した定期貯金や積み立て用に預かった掛金など、およそ9400万円を着服したということです。
着服した口座には、別の顧客の定期貯金を勝手に解約し補填していたということで、支店への巡回調査から発覚しました。
男性職員は「競馬に使った」と着服を認め、すでに懲戒解雇となっていて、JA鈴鹿は顧客に全額を弁済し、警察に被害届を出す予定です。