群馬・前橋市の小川晶市長が、既婚の男性職員とホテルで会っていた問題について、議会への説明を終えた後に取材に応じ、「大変厳しい意見をいただいた。しっかり受け止めたい」と語りました。

小川市長の説明を地元の市民や市の職員たちは、どのように受け止めているのでしょうか。

群馬・前橋市で取材をしている広瀬修一キャスターがお伝えします。

小川市長が説明を行った議会棟では、説明を受けた議員たちが取材対応をしていて、1階に報道陣がまだ集まっています。

3日に各会派の代表たちが集まり、市長に対しての対応を話し合うということです。

この議会棟の隣にあるのが市役所の庁舎です。

この市役所には、分かっている範囲内で5000件ほどの苦情が届いているといいます。

この市役所の職員の1人は、小川市長に対して「ちょっと出直した方がいいんじゃないかな。民意を問うた方がいいと思う。子育て支援とかクリーンなイメージで政策として出してた市長だったので、真反対の方向に行っちゃったもので、ちょっと自分的にはショックを受けています。信用できる会見の内容じゃないと思う。一言でいうと恥ずかしいのでちょっと働きづらい」と、幻滅した思いであり、市長についていけないなという思いを話していました。

一方で、地元の前橋市民はどのように受け止めているのか、話を聞きました。

70代:
さっさと辞めてほしい。やっぱり人から言われるんじゃなく、自分から辞めるのが当たり前。

40代:
説明は不十分かなって。男女の関係じゃなければ、どういう関係か細かく説明する必要がある。

30代:
私は擁護します。別に何とも思ってません。ぜひ頑張ってもらいたい。負けずに。

子育て政策を推進しているというイメージがある小川市長に対して、お母さん世代は擁護する人が多いですが、それ以外は厳しい声を上げる人が多かった印象です。