スポーツ庁の新たな長官に静岡県浜松市出身で元パラリンピック競泳選手の河合純一さんが就任し、「スポーツの価値をより高めたい」と抱負を語りました。
浜松市出身の河合純一さん(50)はパラリンピックの競泳で21個のメダルを獲得し、日本パラリンピック委員会の委員長を務めてきました。
スポーツ庁長官へのパラリンピアンの起用は初めてで、第3代長官に就いた河合さんは「スポーツの価値をさらに高めるとともにスポーツを通じて共生社会を実現したい」と語りました。
スポーツ庁・河合純一 新長官(50):
期待と不安と両方あるが、国民の皆さんがスポーツを通じてより豊かな人生を進んでいけるように私なりに感じたことを皆さんと共有してしっかり進めていきたい
任期は2年で、河合さんは職員に対し「さまざまな視点からアイデアを出し合えるチームになりたい」と伝えていました。