福井県内最大級の生産能力を持つ植物工場が美浜町に完成しました。栽培工程の半分ほどを自動化し、少ない人員でもコンビニや外食市場などへの大量かつ安定的な供給が可能だということです。
工場は、機械用チェーンの製造などを手掛ける大阪の「椿本チエイン」が約28億円をかけて若狭美浜インター産業団地に整備しました。
延床面積は約3700平方メートルあり、現在は2種類のレタスを栽培しています。
本業の機械部品の製造技術を生かして、種まきから出荷まで栽培工程の約半分を自動化していて、同じ規模の工場と比べ人員が半分程で済むということです。
フル稼働すれば、県内最大規模の1日約2.2トンの出荷が可能です。