警察職員のサイバーセキュリティに対する意識と対処能力の向上につなげようと、10月1日、サイバー犯罪捜査の競技会が開かれました。
サイバーセキュリティ競技会には、宮崎県警本部や県内13警察署の警察官や職員、それに宮崎地検から、20チーム60人が参加しました。
参加者は、インターネットに接続されたパソコンと解析用のソフトを使い、サイバーセキュリティの知識や犯人特定のための履歴データの解析など実際の捜査手法に関する問題を解き、速さと正確性を競いました。
(競技に参加した警察官は)
「現在サイバー関連事案の相談や捜査がたくさんありますので、そういった相談・捜査への対応、技術力の向上に生かしていきたいと思います」
県警によりますと、去年警察に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は1680件で、約4割が詐欺や悪質商法の相談だということです。