福井県長寿福祉課は2日、委託先が開いた講習会の応募フォームに設定ミスがあり、申し込んだ119人分の個人情報が漏えいしたと発表しました。
県によりますと、委託先の県リハビリテーション支援センターが高齢者の自立支援に関する講習会の参加者をオンラインフォームで受け付けた際、誤って申し込んだ人の情報が閲覧できる状態に設定したということです。
これにより、講習会に申し込みをした119人分の氏名や住所、生年月日、メールアドレス、所属機関の情報が漏えいしました。
この応募フォームは9月25日の講習会に向けて8月13日に受け付けを開始したもので、9月9日に担当者間で情報共有をしようとして誤って設定を変更し、2日後の11日に申込者から指摘があり情報漏えいが発覚。すぐにフォームを閉鎖し修正をしたうえで申し込みを再開したという事です。
支援センターは9月16日に申込者全員に文書で謝罪したほか、25日の講習会でも口頭で謝罪したうえで「被害がないことを確認した」としています。
県は支援センターに対し、オンラインフォームを作成するにあたっては設定を十分注意し、複数の職員でチェックすることなどを指示しました。
