宮城県大衡村に本社を置く、トヨタ自動車東日本は、10月1日、仙台市青葉区で内定式を開きました。
トヨタ自動車東日本には来年の春、事務職と技術職を合わせて2012年の会社設立以来最も多い、77人が入社する予定です。
10月1日の内定式では、内定者を代表して岩手大学大学院の北條大輝さんが内定通知書を受け取り、人材開発部の安達康広部長が「社会人としての生活を楽しむためにも、残りの学生生活を大切に過ごしてほしい」と呼びかけました。
トヨタ自動車東日本人材開発部 安達康広部長
「社会人になると時間の使い方、責任の重さが大きく変わってきます。学生時代にしかできない経験や友人との思い出、学びや挑戦をぜひ大切にしてもらいたい」
内定者 北條大輝さん(23)
「来年4月から働き始める実感が強く湧いてきた。東北の地から日本、そして世界中の多くの人たちに、日々の生活を豊かにするようなコンパクトカー、車を届けられるよう、これから先、努力していきたい」
トヨタ自動車東日本によりますと内定者77人のうち、およそ6割が東北地方の出身だということです。