きょうから10月。秋の気配が色濃くなったんばかりですが、広島市のデパートでは、早くもお正月の「おせち料理」商戦が始まりました。
【五十川デレクター】
「10月1日。秋本番ですけれども、百貨店は早くも新年の準備です。おせちの予約がスタートしました」
福屋八丁堀本店の特設コーナーには早速、開店と同時に予約に来た人の姿がありました。
【毎年おせち料理を購入する人】
「お正月みんなが集まって…となるとおせちがあったほうが華やぐなという感じです」
「数に限りがあるものとかは早く来ないとなくなってしまうので」
「おせち」は1年の幸せを願う料理。時代が変わっても正月に「おせち」を囲み、大切な人と過ごしたい人の思いは変わりません。
福屋では1万円台から大阪の高級料亭が手がけた30万円台の商品まで、およそ170種類のおせち料理を取り揃えました。
【福屋・広報担当横山慧さん】
「大きなものから1人でも召し上がってもらえるものまで、価格帯もですね幅広いものを取り揃えて様々なニーズに応えられるようにしています」
一方、おせち料理にあまり馴染みがない人にも気軽に楽しんでもらおうと様々な工夫をしているといいます。
【福屋・広報担当横山慧さん】
「いきなりおせちを、どんと何段も注文するのはハードルが高いかと思うんですけどそういった人向けに例えば一段のものも比較的お手頃になっていますので」
「洋風に特化したオードブルだったりとかそういったものも用意をしていますので好きなものを召し上がってもらえればと思っています」
長引く物価高の影響を受け2026年用のおせち料理の価格は、前年に比べ数千円程度値上がりしたものもあります。
売れ筋は3万円台の商品ですが、価格をおさえて1万円台でプチ贅沢を味わえる「一段」のタイプを充実させたといいます。
【福屋・広報担当横山慧さん】
「一段の商品、比較的少量でお手頃価格になっていますのでそういったものもニーズが高まると見越して商品をしっかり揃えています」
福屋のおせちは、店頭とオンラインストアで、きょうから受け付けています。