自民党総裁選挙の投開票まであと3日。
各候補は9月30日、党員票の獲得に向けて追い込みを図る一方、国会議員への働きかけを続けました。
総裁選の党員投票の締め切りは10月3日ですが、自民党は、郵便ハガキによる投票は1日午前中までに投函(とうかん)するよう強く呼び掛けています。
小林鷹之元経済安保相は9月30日、党員票の獲得に向け東京・有楽町駅前で街頭に立ち、政策を訴えました。
茂木敏充前幹事長は議員会館をまわり、国会議員や秘書などに支持を呼びかけました。
林芳正官房長官は、自らもプレーする“ピックルボール”と呼ばれる球技について、元バドミントンの日本代表選手と対談しました。
高市早苗前経済安保相は、議員会館で2024年の総裁選で支援を受けた麻生最高顧問と約20分間面会しました。
小泉進次郎農水相は1日、農水相として国際会議に出席するためフィリピンに向かいます。
一方、野党の立憲民主党・日本維新の会・国民民主党の3党の国会対策委員長が会談し、石破首相が退任した後の首相指名選挙への対応を協議しました。
立憲民主党・笠国対委員長:
なかなか1人に絞って対応していくことは、ちょっと現実的でないのではないかという話があった。
首相指名選挙での一本化は現時点では難しい情勢で、自民党の新しい総裁が首相になる公算が大きくなっています。