アメリカのタイム誌が「次世代の100人」を発表し、兵庫・芦屋市の高島崚輔市長らが選出されました。
タイム誌は9月30日、世界で最も影響力のある若手を選ぶ「次世代の100人」を公表しました。
日本からは、2023年に史上最年少の26歳で芦屋市長に就任した高島崚輔市長が「リーダー」のカテゴリーで選出されました。
タイム誌は高島市長について「長老政治が色濃く残る日本において型破りだ」と紹介し、教育や公共サービスなどで「若い世代に利益をもたらす改革を優先してきた」と評価しています。
これを受け、高島市長は自身のSNSに「民主主義はいま危機に瀕(ひん)していると感じます。このタイミングで地方自治体の首長が選ばれたことには何かメッセージがあるのだと信じたい」と投稿し、市民や関係者に感謝の言葉を述べました。
このほか、トランプ大統領に近い保守系活動家で9月に暗殺されたチャーリー・カーク氏の妻、エリカ・カーク氏も選出されています。
36歳のエリカ氏は夫の追悼式で「彼を許します。キリストが許し、チャーリーもそうしただろうから」と演説し、その「強さと寛容さ」が評価されました。
また、28歳で史上最年少のホワイトハウス報道官に就任し、歯に衣(きぬ)着せぬやりとりで注目を集めるキャロライン・レビット氏も選出されました。
タイム誌は「政権内でも際立つ発言者のひとり」と紹介し、トランプ大統領の支持層がレビット氏を「未来の旗手と見ている」と分析しました。
スポーツ界からは、18歳にしてサッカーの名門バルセロナで「背番号10」を背負い、チームの中心を担うラミン・ヤマル選手も名を連ねています。