4月に行われた全国学力テストの各都道府県の平均正答率をFNNが調査した結果、宮崎県の中学3年生の順位は全国46位でした。
全国学力テストは小学6年生と中学3年生が対象で県内では、小学校226校、中学校130校で行われました。
科目は「国語」「算数・数学」「理科」の3教科で、理科は3年ぶりの実施となっています。
FNNが文部科学省のデータをもとに独自に調査した結果、県内の中学3年生の国語と数学の平均正答率の合計で見た順位は全国46位でした。
また、中学校の理科は、今年度500を基準とした得点で表され、全国平均が503なのに対し、県内は472と全国平均を下回りました。
一方、県内の小学6年生の3教科の平均正答率の合計で見た順位は、岩手県などと並び、全国37位となっています。
県教育委員会は、「子供たちが主体的に学習に取り組めるよう、授業内容の工夫、改善に努めたい」としています。