プレスリリース配信元:全石協
遺骨を自宅に置くことへの肯定的な回答44.8%
お墓業界唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合(以下 全石協)(東京都港区、理事長 杉山 洋一)」は、遺骨を自宅へ安置することについての調査をするためにアンケートを実施。全国40代以上 男女 500名を対象に実施いたしました。得られた回答結果の概要をまとめました。
― 調査概要 ―
【調査対象】全国 40才以上 男女
【調査期間】2025年9月1日~19日
【調査方法】インターネット調査
【有効サンプル数】500名
【アンケート結果サマリー】
- 遺骨を自宅に置くことへの肯定的な回答44.8%に対して、否定的な回答が55.2%と上回る結果
- ご遺骨を自宅で安置されている場所は、“仏壇の中”50.0%と半数を占める。
- ご遺骨を自宅で安置している理由は、“故人を身近に感じたい”54.2%が最も多かった。
■Q 遺骨を「自宅に置く」ことについてどう思いますか?
遺骨を自宅に置くことへの肯定的な回答(とても良いと思う6.8%、まあ良いと思う38.0%)44.8%に対して、否定的な回答(あまり良いとは思わない39.2%、まったく良いとは思わない16.0%)は
55.2%と上回る結果となった。
■Q 遺骨を「自宅に置く」ことについてのフリーアンサー
■Q 現在、ご家族の遺骨を自宅に置いていますか?
今回の500名の内、遺骨をご自宅に安置されている方は48名(9.6%)。
■Q 現在、ご家族の遺骨を自宅のどこに安置していますか?(遺骨をご自宅に安置されている方 n:48 )
一番多かったのが、“仏壇の中で”50.0%。“専用の供養棚・供養スペース”16.7%、“和室(床の間など)”10.4%と続く。
■Q 遺骨を自宅に置きたいという理由は?(遺骨をご自宅に安置されている方 n:48 )
“故人を身近に感じたい”が54.2%と一番多く、“納骨堂(合祀墓)へ入れるのが憚れる”16.7%と続く。“お墓を持ちたくない”8.3%、“お墓を買いたくても買えない”6.3%とお墓が無いという理由で計14.6%となっている。
■Q 自宅で遺骨を安置するための商品に求める点として当てはまるものは?(複数選択可)
1位“サイズの小ささ”28.6%、2位“価格の手ごろさ”27.6%、3位“デザイン性(インテリアに合う)”20.0%という結果となった。
■Q 自宅供養にかけてもよいと思う費用感は?
“5万円以下”が40.3%で最も多く、“1万円未満”19.9%、“お金をかけたくない”17.6%と続く。
《まとめ》
◇遺骨を自宅に置くことについては、否定的な意見が上回ったものの半数に近い44..8%が肯定的な回答で、これまでの「遺骨はお墓へ納骨するもの」 という既成概念を揺るがす結果となった。
◇一方で、宗教的価値観や心理的負担から遺骨を自宅へ置くことへの嫌悪感を持っていると捉えられる層も一定数存在。
◇また、「人それぞれの自由」「一部のみ」「期間限定」といった柔軟な選択肢を認める傾向も強い。
◇これらのことから、今後は供養の多様性を前提に、家族構成やライフスタイルに応じた選択肢が求められる。
以上、全石協は、消費者とその家族や親族が、お墓や散骨に求める供養のかたちで後悔することのないよう、お墓や散骨のお悩みごと全般を解決する「お墓の相談窓口(相談無料)」を開設しております。また、今後もお墓や散骨に関わる事業者が正しい知識や情報を消費者へ提供できるよう努めてまいります。
◆「全国石製品協同組合」(全石協)とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】全国石製品協同組合(経済産業省認可 2012004情第5号)
【設立】2012年11月22日
【所在地】東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】みんなのお墓 https://minnanoohaka.com/
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