福岡県大牟田市の観光地を結ぶ新たな交通サービスの実証事業が10月から始まることになりました。
実証事業は三池炭鉱関連施設の世界遺産登録10周年を記念して、県や市などで構成する団体が実施します。
大牟田市のイオンモール大牟田を発着し、石炭産業科学館、三井港倶楽部・三川抗跡をめぐる1日10便が運行され、「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる時速20キロ未満で公道を走る電動車が使用されます。
利用料金は無料で、10月18日から12月14日の間の土曜・日曜・祝日(20日間)に運行します。
路線バスなど既存の公共交通と連携しながら観光客の利便性を高めるのが目的で、県は「この機会に大牟田市の街並みをゆっくりと楽しみながら巡ってほしい」としています。