愛媛県松山市の給食の共同調理場で特定外来生物・セアカゴケグモ14匹が見つかり駆除されたことが30日までに分かりました。
松山市教育委員会によりますと、この給食の共同調理場ではスタッフが9月26日、建物の外でセアカゴケグモのようなクモを見かけ、教育委員会に連絡。松山市と愛媛県の職員が調べたところ、敷地内の茂みでセアカゴケグモ14匹を見つけ、駆除したとしています。
またこの日、調理場から10キロ近く離れた小学校で、児童がセアカゴケグモのようなものに指を咬まれて痛みを訴えました。ただこの小学校でセアカゴケグモは見つかってないということです。
セアカゴケグモは特定外来生物で強い毒があり、咬まれると痛みや腫れを引き起こし、場合によっては重症化して吐き気や腹痛などの全身症状をきたすことがあるとされています。
松山市は市内の全ての小中学校にリーフレットなどを配り、見つけた場合は素手で触らず、教職員らに知らせるよう呼びかけています。
松山市内では今年4月以降、セアカゴケグモの発見が16件あるほか、愛媛県内でも新居浜市や今治市、松前町などで見つかっています。
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