富山県内のチャイルドシートの使用率が全国平均を上回ったことが分かりました。一方、年齢が上がるにつれ使用率が減少していて課題もみられます。
JAF富山支部と県警が今年5月に合同で行った調査の結果によりますと、県内のチャイルドシートの使用率は85.8%と過去最も高かった去年を3.7ポイント下回ったものの、全国平均の82.4%を上回りました。
一方、年齢別では法律で使用が義務付けられる6歳未満の子どものうち、5歳の使用率が69%と最も低く、子どもの成長にあわせた継続的な利用が課題となっています。
背景には「身体が大きくなったから大丈夫」といった保護者の自己判断や法律での使用義務を十分に認識していないケースがあり、JAF富山支部では子どもの成長に応じた適切な使用を呼び掛けています。